Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
ぜにがたへいじとりものひかえ
橋の上の女 ――銭形平次傑作選2
野村 胡堂
Leggi 橋の上の女 ――銭形平次傑作選2 (ぜにがたへいじとりものひかえ) di 野村 胡堂 (のむらこどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 88.573 caratteri · 178 schermate
南の方の国で取れる吐根などはその一つだが、なかなか手には入るまいよ、――だが、こいつは内証にして貰いたい。親分が折角いうからこうでもあろうかというところを話したまでだ。表向きは万兵衛も佐太郎も、酢の物の中毒でやられ、運が悪くて佐太郎が死んだということになっている」
「――――」
平次はこの間に合せの幇間医者の面上に唾を吐きたいような気持でしたが、ともかくも打ち明けてくれたのをせめてものことにして、そのまま帰る気になったのでした。
棟梁の家へ引き返すと、八五郎が大工の久治の胸倉を取って大騒ぎをしておりました。
「親分、これはどうしたことです」
久治は平次の顔を見るといきなり救いを求めるのです。
「八、手を放すな、――おい久治、お前は昨夜何をした」
「板倉屋の狒々爺に会いましたよ。でも、大川へ飛込んだのはあの狒々爺のせいで、あっしの知ったことじゃありませんぜ」
「なんだと」
「お萩ちゃんを隠したのは、板倉屋の親爺に違いないと思って、あの岸縁をブラブラしているとあの万兵衛の狒々爺が、裏木戸から顔を出して、嫌味なことをいいながら突っかかって来るから『お萩さんをどうした』