Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

Leggi 海底大陸 (かいていたいりく) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 89.400 caratteri · 179 schermate

Aozora Bunko

器械は、待っていましたとばかり、ごとごととまわりだした。真空管がつく、送風機がまわり出す、こまかいセグメントをもった救難信号筒がまわりだし、こちこちとしきりに自動電鍵がはいる。

「うむ、うまくいったぞ。こっちの救難信号をたれかが受信してくれたら、わがメリー号は助かるにちがいない」

クーパー事務長のもとへは、さっそくこのことを報告しておいた。

クーパーはよろこんで、

「うむ、うまくいった。海底超人は気がつかないでいるようだ」

といってから、急に声をおとし、

「いま左舷の後方に『鉄の水母』がうかんでいるのだ。見てごらん、黄色い灯をつけているから。あの鉄の水母を、どうにかしてつかまえてやらにゃ気がすまない」

そういっているうちに、まっくらな空の一ぐうから、ごうごうたる爆音がきこえてきた。

飛行機の音らしい。

そのごうごうたる爆音は、みるみる近くにせまってきた。そしてその爆音はいよいよ大きくきこえてくるところを見ると、かなりおびただしい数らしい。

これを聞きつけたのはクーパー事務長だった。かれはよろこびの声をあげて、同じ室に長くのびている老船長をゆりうごかした。