Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
Leggi 海底大陸 (かいていたいりく) di 海野 十三 (うんのじゅうざ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 89.400 caratteri · 179 schermate
それからまた、難破船があって、ただひとりの人間が海面をただよっていても、やはり同じ自動監視鏡がそれを見つけて、警報ベルをならします。サケの大群を発見することなんか、まったくわけのないことです。いずれ、サケの先生がたは、水面からピョンピョンはねあがっているのでしょう」
船長はいささかとくいげに、メリー号がそなえているすぐれた「人造眼」についてのべたてた。
(これほど安全な汽船は、世界中どこをさがしてもありませんよ)
と、いいたげであった。
それからしばらくたつと、甲板上に多勢の船員や水夫たちが出てきて、しきりに海面を見まわしはじめた。
「見えますか」
船客のひとりがたずねた。
「ええ、あれです。海の色がかわっているのが見えるでしょう。あの黒ずんだ水をごらんなさい。ああ、さかんに波立っています。あの下にサケのむれがおよいでいるのです。すてきな魚群だなァ、――」
船員は、またのびあがって海面をながめるのであった。
「オイオイ、船尾へ行ってみようよ、船尾じゃあ、あみを持ちだしたよ。サケをとるつもりらしい」
「そうか、それはおもしろい。早く行って見よう」
船尾では、なるほど大さわぎが始まっていた。