Classici giapponesi con furigana
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ごくちゅうへのてがみ
獄中への手紙
宮本 百合子
Leggi 獄中への手紙 (ごくちゅうへのてがみ) di 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 65.952 caratteri · 130 schermate
これから先へお送りしましょう。フランスは、あんまり有りません。昔読んで集める気がなかったものだから。「支那イソップ」が家の本棚にあるそうですが、昨今はその本棚もだいぶいろいろなことで掻き廻されているので一層見当が付きませんが、調べてもらって見ましょう。「シンプル」の下巻まで待たない方がよかろうと云う話には同感です。
それからね、栗林さんのお金のことを読んでいた人は「アラッ」と云って頭のてっぺんを押えました。「こりゃあ」と云って目玉をおおいに動かして、まだ送ってなかったと云うことでした。今日送ります。これには何でも言いわけがいるのだそうで、以下の如き次第です。(どっちみち送らなかったのですから、言いわけは止めにします。スエコ)
「マルタ」が出入り禁止とは、オールゼシュコも思いがけなかったでしょう。そちらでお読みになって興味のある小説以外の本を、こちらへ送って戴けたら、だんだん読み手を頼んでよもうと楽しんでいます。スエコも読み手志願をしていますから。けれども、この目の調子では今に一日に数時間ずつ、そのことだけしてくれる人を見付けなければなりません。目は見えなくても、世の内は矢張り面白く急速に進歩しているのですから。