Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

ぎんがてつどうのよる

銀河鉄道の夜

宮沢 賢治

Leggi 銀河鉄道の夜 (ぎんがてつどうのよる) di Miyazawa Kenji (宮沢 賢治) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 76.529 caratteri · 155 schermate

Aozora Bunko

ホモイはあきれてしまいました。そして顔色を変えてうちへ戻って来て、

「おっかさん。なんだかみんな変なぐあいですよ。りすさんなんか、もう僕を仲間はずれにしましたよ」と言いますと兎のおっかさんが笑って答えました。

「それはそうですよ。お前はもう立派な人になったんだから、りすなんか恥ずかしいのです。ですからよく気をつけてあとで笑われないようにするんですよ」

ホモイが言いました。

「おっかさん。それは大丈夫ですよ。それなら僕はもう大将になったんですか」

おっかさんもうれしそうに、

「まあそうです」と申しました。

ホモイが悦んで踊りあがりました。

「うまいぞ。うまいぞ。もうみんな僕のてしたなんだ。狐なんかもうこわくもなんともないや。おっかさん。僕ね、りすさんを少将にするよ。馬はね、馬は大佐にしてやろうと思うんです」

おっかさんが笑いながら、

「そうだね、けれどもあんまりいばるんじゃありませんよ」と申しました。

ホモイは、

「大丈夫ですよ。おっかさん、僕ちょっと外へ行って来ます」と言ったままぴょんと野原へ飛び出しました。するとすぐ目の前をいじわるの狐が風のように走って行きます。