Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控 鬼の面

野村 胡堂

Leggi 銭形平次捕物控 鬼の面 (ぜにがたへいじとりものひかえ) di 野村 胡堂 (のむらこどう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 130.082 caratteri · 257 schermate

Aozora Bunko

と思いも寄らぬ報告です。

「よし/\、それで大方わかったよ、お前は下女のお友と仲好しになったようだから、精一杯口説いて見てくれ、昨夜何んか変ったことがあったに違えねえ、それから下っ引を二、三人狩り出して、伊豆屋の虎松の巣を突き留め、手一杯に捜させるんだ」

「親分は?」

「俺は吉原へ行ってくる、――変な顔をするな、遊びに行くんじゃねえ、巴屋という芸者屋と、編笠茶屋の裏の当り屋という料理屋を探るんだ」

「承知しました、それじゃ」

「待ってくれ、もう一つ頼みがある」

「何んです、親分」

「お前も気が付いて居るだろうが、内儀の弟の米吉、男にしちゃあんまり綺麗だ、どうかするとありゃ女じゃ無いのかな――声は太いが、音曲で喉をつぶすと、女でも随分あんな声になることもあるだろう――それを試して貰い度いんだ、いきなり懐へ手なんか入れちゃいけないよ、何んとか、うまい工夫をして、――何をニヤ/\笑って居るんだ」

「それならもう済みましたよ」

「何が?」

「あっしも、あの野郎がどうも女のような気がして仕様が無いんで――親分に叱られそうですが、とうとうやりましたよ」

「何を?」

「いきなり尻を捲ったんで、ヘッ」