Classici giapponesi con furigana
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ゆきぐにのはる
雪国の春
柳田 国男
Leggi 雪国の春 (ゆきぐにのはる) di 柳田 国男 (やなぎたくにお) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 136.000 caratteri · 266 schermate
鵜住居の寺
こんな所で何を運搬するつもりだろうか。さあ、おおかた「せきばく」でも運ぶのであろう。
こんな事を言いながら、われわれが長根の旅の日は終わったのである。
鵜住居の寺
江戸では青山辺の御家人などが、近世まで盆の月には高燈籠をあげていた。将軍某駒場の狩の帰るさに、その光の晴夜の星のごとくなるを賞でたという話が残っている。それがたぶん御一新の変化から、一様に軒先の切子燈籠となり、さらに転じては岐阜提灯の水色となって、おまけに夏の半ばには引っ込めてしまうゆえに、いわゆる秋のあわれまでが、今ではこのように個人化するに至ったのである。百年前の『秋田領風俗問状答書』の絵に見えている通りの昔風の燈籠は、陸中に入ってからしだいにこれを見かけるようになった。寺の境内に立てた高い柱には、昼の間は白い幡を掲げて置く例もあるが、尋常民家の燈籠木に至っては、いずれも尖端を十字にして、杉の小枝を三房結わえてある。以前はその木が必ず杉であったことを、これだけでも示すのみならず、村によっては今なお天然の杉の木を、梢ばかり残して柱にしているものさえあった。
今では不幸のあった翌々年の盆まで、この燈籠は掲げる習いになっている。