Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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まほうにんぎょう

魔法人形/サーカスの怪人

江戸川 乱歩

Leggi 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.

N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 148.224 caratteri · 297 schermate

Aozora Bunko

むろん、その火薬の秘密も知っていたのだ。だから、火薬に水を、たっぷりかけておいた。見ろ! そのドラムカンの中は水びたしだ。きみのさいごの切り札は、すっかりだめになってしまったのだ。」

それを聞くと、二十面相はギョッとしたように、たいまつの火で、ドラムカンの中をのぞきました。明智のいったとおり、その中は水びたしです。

二十面相は、もう、ものをいう力もなく、へなへなと地面にうずくまってしまいました。

「それっ。」というと、ふたりの警官が、とびついていきました。たちまち手錠がはめられ、そのうえ用意の縄で、ぐるぐる巻きにしばられてしまいました。

そこへ、ポケット小僧をさきにたてて、おおぜいの少年がかけつけてきました。その中にマユミさんもまじっています。

「あれが二十面相だよ。明智先生は、とうとう、二十面相をつかまえてしまったんだよ。」

「ワーッ、すてき。明智先生ばんざーい!」

いちばんおくびょうもののノロちゃんが、まっさきに叫び、みんなも、それにあわせて、高らかに、明智先生と少年探偵団のばんざいを、となえるのでした。