Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
まほうにんぎょう
魔法人形/サーカスの怪人
江戸川 乱歩
Leggi 魔法人形/サーカスの怪人 (まほうにんぎょう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 148.224 caratteri · 297 schermate
」
明智が、みょうなことをいいました。
「エッ? それはどういうわけですか。」
笠原さんは、へんな顔をして聞きかえします。
「あとでお話しますよ。それよりも、きょうは、おもしろいものを持ってきましたから、まずそれをおめにかけましょう。」
明智はそういって、持ってきたふろしきづつみをとくと、中から、びっくりするようなものを取りだしました。
「アッ、それは……。」
「骸骨男のかぶっていたどくろ仮面です。わたしは、とうとう、これを手に入れました。いや、そればかりではありません。骸骨男の秘密が、すっかり、わかってしまったのです。」
といって明智探偵は、笠原さんの顔を、じっと見つめました。
「エッ、骸骨男の秘密が……。」
笠原さんは、おどろきのあまりイスから立ちあがりそうにしました。なんだか、顔の色がかわっているようです。
明智は、骸骨の頭をテーブルの上において、説明をはじめました。
「あいつは、これをかぶって、みんなをこわがらせていたのです。ほら、こうして、かぶるのですよ。」
明智は、骸骨の頭を両手で持って、じぶんの頭へ、すっぽりとかぶせました。すると、まるで明智が、とつぜん、恐ろしい骸骨男になったように見えるのでした。