Classici giapponesi con furigana
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
Leggi 黄金豹/妖人ゴング (おうごんひょう) di 江戸川 乱歩 (えどがわらんぽ) in giapponese con furigana. JLPT N3. Tocca una parola per il significato.
N3 · intermedio · kanji e kana moderni · 153.404 caratteri · 307 schermate
「明智君、ざんねんだが、おれの負けだよ。まんまと、きみのしかけのわなにはまってしまった。きみの計画に、これほど裏の裏があろうとは、さすがのおれも気がつかなかった。こんどもまた、きみにやられたが、このしかえしはきっとするから、そう思っているがいい。
だが、明智君。たった一つ聞きたいことがある。マユミと俊一はどこにかくしたのだ。山の中にかくしたのも、にせものだった。この防空壕へかくしたのも、にせものだった。いったい、ほんもののふたりはどこにいるのだ。おれは手錠をはめられている。まわりには、おまわりがウジャウジャいる。もう逃げられっこないよ。秘密をうちあけても、だいじょうぶだよ。」
明智探偵はにこにこ笑って、それを聞いていましたが、相手のことばがおわると、すぐに答えました。
「ふたりは、ここにいるよ。マユミさん、俊一君、もういいから、ここへいらっしゃい。」
その声におうじて、まっ暗なむこうの茂みから、三つの人影がかけ出してきました。明智が懐中電灯をそのほうにむけますと、それは小林少年と、マユミさんと、俊一君であることが、わかりました。
「ああ、ここにいたのか。