후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あさひのよろい
あさひの鎧
国枝 史郎
国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면
(俺のような人間もあるものと見える)
小次郎はニヤリとした。
(褊一枚の女の体! こいつを見るのは悪くないからなあ)
しかしにわかに小次郎は、
(少し変だぞ)
と呟いた。
その男が顔を黒頭巾で包み、そうして黒の忍び衆の衣裳で、全身を包んでいるからであった。
(あんな扮装をした人間は、お供衆の中にはいなかった)
こう思ったからである。
なお見るとそこから十数間はなれた、満天星の木の蔭の暗い所にも、同じ姿をした二人の人間が、館の方を睨みながら潜んでいた。
見ると否々そればかりでなく、築山の裾にも土橋の袂にも、同じような人間が隠れていて、館の様子をうかがっていた。
(大変だあ――ッ)
と小次郎は思った。
(細作だ細作だ細作の群れだ! 細作の群れが何百人となく、お庭の中に入り込んでいる!)
何百人はないでしょう。
が、十数人はいるらしかった。
(細作だとすると、細作だとすると……六波羅方の細作に相違ない!)
大変だあ――ッといよいよ思った。
頼春は庭の奥の方へ歩いて行った。
と、数人の人影が見え、そこから話し声が聞こえて来た。
「楠木兵衛尉正成なども……」
そういう声がハッキリ聞こえた。