일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

「これこれ」

と周章てて止めたのは、敵娼中将の白絹のような顔へ、虎髯の顎をしばしば寄せて、中将にひどく嫌われながら、自分では一人でいい気持ちになっている、千葉介貞胤で、

「それでは敵を褒めるようなものじゃ、とんと自慢にはならぬではないか」

「ほんにの」

と右馬助は気がついて、

「そういうこともあったなれど、われら恐れず搦め手へ廻り、木戸を焼きはらいなだれ込んだので、行在所は煙ぜめよ。……で城は落ちたというものじゃ」

こうしてどうやらバツを合わせた。

少し離れた一所では、

「昔平ノ重衡は、囚人として東海道を、関東へ降る道すがら、何んとかいう駅で白拍子の千寿と……で、わしも……行こう、亀千代」

と、天王寺路の大将の、仙馬越前入道が、淀の遊君亀千代の繊手を、爪のもとまで毛の生えている、熊のような手でグッと握り、奥へしょびいて行こうとするのを、同じ路からやって来たところの、狩野彦七郎左衛門ノ尉が、左の手をムズと掴み、

「こっちへ来い、こっちへ!」

と、反対の方へ引き入れようとした。

「あれ抜けまする、腕が抜けまする!」

と、左右の手を両方へ引っ張られ、亀千代は身もだえして悲鳴をあげた。