일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

の近くにいて、守護するように思われてならなかった。

盲目の頼春にはその巻軸に、何が書かれてあるものかは、まったく知ることが出来なかった。

時々その巻軸を人に見せて、読んで貰おうかと思うこともあったが、それが何んとなく非常に大切な、また重大な秘密を持った、尊い品物のように思われて、

(いやいや人などには見せない方がよかろう)

と今日まで誰にも見せることなく、秘密を保って来たのであった。

また嬰児の泣き声と、子守唄の声とが聞こえて来た。

(思い切って行って見ようか?)

珍しく頼春はそう思った。

こうまでも悲哀の心持ちを、こうまでも深刻に起こさせるところの、泣き声の主と唄声の主とが、何者であるかということについて、彼はこれまでは一度として、確かめてみようとはしなかった。

その真相を知ることによって、恐ろしい苦痛を覚えそうだと、こう思われたからであった。

それに彼はこの住居が、漢権守の居城だと、食膳の世話や寝起きの世話をする、若い女から聞かされた時以来、一足もこの部屋から出なかった。

捕えられたら遁がれられない。恐ろしい漢権守の住居の、身の毛の立つような噂話を、久しい以前から聞いていたからであった。