일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

でも誰もが竹の杖の先の、血粘に気のついた者はなかった。

「兄上参ろうではございませんか」

これも群集にまじりながら、立て札を見ていた一人の武士が、もう一人の武士へこう云った。

「参ろう」

ともう一人の武士は答え、誰にともなく突き殺された、地頭の召使いの死骸をかこんで、立ち騒いでいる人々から離れ、野路の方へ足を運んだ。

兄弟らしい二人の武士は、きらびやかな風をしていたが、二人ながら深い笠で、その容貌をかくしていた。

やがて二人は芒の原へ出た。

嶮しい山々に囲まれながら、起伏して拡がっている芒の原は、小松を雑えて青味立ち、ちょろちょろ水をところどころに流し、鶺鴒や山鳥の飲むにまかせていた。

ときどき雉子の啼き声がきこえた。

「右源次」

と兄らしい方の武士が云った。

「考えなければならぬのう」

「はい。……何んでございまするか?」

弟らしい武士は訊き返した。

「何んでございますかといったところで……いや、何んでございますかではないよ。……大塔宮様は我が家におられる。……で、我らどうとも出来る」

「はい。……さようにございます」

「お父上にはあのとおり、……戸野の小父様にもあのとおり、大変もない熱心さをもって、ご奉公申し上げてはいるけれど……」