일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あさひのよろい

あさひの鎧

国枝 史郎

国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면

아오조라 문고

「わ、わ、わ、わ、わーッ」

斗のような血!

「助けて――ッ」

と悲鳴し姥の手から遁がれ、土間へ駈け下りた浮藻の体を、強く抱きしめた腕があった。

「浮藻殿オ――ッ」

「コ、小次郎様ア――ッ」

浮藻を抱いて立っている、小次郎の背後にいる者は、鉞を投げて姥の体を、胴から二つに切り割った右衛門と、幽霊女と鶏娘と、そうしてそれらの人々を、速い足で探しあて、失った通力を取戻そうとして、吉野大峰のどこにか、難行苦行をしていると、噂に聞いた桂子のもとへ、連れて行こうと旅をして来、道々浮藻をも探し求め、ここへ来て道に踏み迷い、高燈籠の燈につられ、入り込んで来た風見の袈裟太郎――それらの人々が立っていた。

尊い犠牲

罠から助けた範覚をして、――漢権守そのものでもあり、鬼火の姥でもある姥の死骸を丁寧に埋葬させた後、小次郎や浮藻の一行は、姥の墓と範覚とに別れを告げ、桂子のいるという大峰の方へ、その翌日旅立って行った。

同じ月の二十二日、相州鎌倉は大騒動であった。

滅ぼされた北条高時の遺子、北条次郎時行が、諏訪頼重父子に奉ぜられ、信濃において兵をあげ、鎌倉へ攻めのぼって来たからである。