후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あさひのよろい
あさひの鎧
国枝 史郎
国枝 史郎의 あさひの鎧(あさひのよろい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 239,520자 · 475화면
や俊基様や、そのほかの公卿衆や坊様にまじり、多治見ノ四郎二郎国長様も、土岐十郎頼兼様も、そうしてそうして良人頼春も!」
「うむ」
「ことごとく一味徒党となり、無礼講と称しては相集まり、その実ひそかに六波羅征めの……」
「うむ」
「謀議をいたしておりますとか」
「うむ」
「聞きました時には胸つぶれ、良人は宮方父上は武家方! ※(「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28)まった妾はどっちへつこうかと! ……でも安堵いたしました。……お父上のお心が宮方へ……」
「…………」
太郎左衛門はヌッと立った。
「娘!」
その声の凄じさ!
「不愍な!」
眼には涙があった。
「不覚者は土岐頼春!」
「お父様!」
「よく聞け!」
と太郎左衛門は悲哀と苦痛と、怒りとをこきまぜた烈しい眼で、早瀬を上から見下ろした。
「『春の野に、あさる雉子のつま恋に、おのが在所を人に知れつつ』と、うたわれた古歌を存じおるか! その雉子こそ土岐頼春! あっぱれ右近府の蔵人として、若いながらも武名高く、素破や合戦とある時には、一方の物頭ともなる男が、女房の愛に引かされて、さほどの大事をうかうかと明かし、頼まれたお方を裏切るとは! ……我は鎌倉譜代の武士、六波羅の重恩受けたる身、七百余騎を預かりおる、軍奉行の職にある者じゃ! ……かからん時に何んの何