일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みなかみきこう

みなかみ紀行

若山 牧水

若山 牧水의 みなかみ紀行(みなかみきこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,087자 · 203화면

아오조라 문고

真青な上に白い波を立てて走っている一二のモーターボートも親しい思いをそそった。

程なく旧本陣石内旅館の離室に我等はおちついた。部屋の玻璃窓の下にはすぐ小波がちゃばちゃばと微かな音を立てておる。広々と山から山の根を浸した湖の面を坐りながらに眺むる事が出来た。

お茶を一杯飲むと直ぐ私は机に向わねばならなかった。側にいて邪魔をすまいと、今まで途々ひろげて来たノートを懐中しながらS―君は散歩に出かけた。乱暴に鉛筆で書き捨ててある歌を一首一首とノートから拾って原稿紙に写しとってゆくのだが、作る時にはみな相当に思い昂って詠んだものでも、暫くの時日を経ていま改めて見直すとなると、なかなかに意に満つものがない。一句写してはペンを擱き、一首書いては一服吸いつけるという風で、一向に為事がはかどらない。二十首写そうとして、漸く六七首も写し終えた頃風呂がわいた。丁度S―君も帰って来た。あとは明日の朝早く起きて書き次ぐことにして、諦めて机を片附けた。

風呂から上って来ると、湖には一面に夕空の明るい光が映っていた。庭さきの石垣の上に濡手拭をさげて立っていると、少し離れた山の根の岸で、頻りに何やらの鳥の啼いているのが聞える。