후리가나로 읽는 일본 고전
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みなかみきこう
みなかみ紀行
若山 牧水
若山 牧水의 みなかみ紀行(みなかみきこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,087자 · 203화면
大野原の夏草
では御機嫌よう、左様なら」
そう云い捨つると、彼の挨拶を聞き流して私はとっとと掌を立てた様な急坂を湯元温泉の方へ馳け降り始めた。
中禅寺湖にて
裏山に雪の来ぬると湖岸の百木の紅葉散り急ぐかも
見はるかす四方の黒木の峰澄みてこの湖岸の紅葉照るなり
湖をかこめる四方の山なみの黒木の森は冬さびにけり
舟うけて漕ぐ人も見ゆみづうみの岸辺の紅葉照り匂ふ日を
鳴虫山の鹿
聞きのよき鳴虫山はうばたまの黒髪山に向ふまろ山
鹿のゐて今も鳴くとふ下野の鳴虫山の峰のまどかさ
友が指す鳴虫山のまどかなる峰の紅葉は時過ぎて見ゆ
草枯れし荒野につゞくいたゞきの鳴虫山の紅葉乏しも
大野原の夏草
富士の裾野のうちで、富士をうしろにし、真正面に足柄山、右に愛鷹山、左に名も知らぬ外輪山風の低い山脈を置いた間の広大な原野を土地では大野原と呼んでいる。地図にもそう書いてあるので、これが此野の固有名詞かも知れない。名の示す通り、うち見たところ十里四方にも及びそうな大きな原野である。東海道線の汽車はその野のはずれ、ずっと足柄山に寄ったところを通って、野原の中に駿河駅、御殿場駅、裾野駅があり、裾野の傾斜を下りつくしたところに三島駅がある。