일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

むかでのあしおと

むかでの跫音

大倉 燁子

大倉 燁子의 むかでの跫音(むかでのあしおと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,542자 · 23화면

아오조라 문고

白衣を赤く染めて、左手を畳につき、右手に紐のようなものを掴んでいるのです。その手は真赤です。紐だと思ったのはよく見ると腸でした。血だらけの短刀が放り出してありました。

新生寺さんは私の顔を見ると、無言で口を曲がめ、笑おうとしたらしかったのですが、その表情はまるで泣いているようでした。眼の縁が薄黒くなり、石地蔵のような皮膚の色をして、小鼻をピクピク動かしながら、呼吸をしていました。喰いしばった歯の間から洩れる呻吟り声が四辺を凄惨なものにしていました。

彼の苦しげな呻きは終日つづきました。

執事を始め男達はおろおろしながら、次の間に控えて居ました。

もうこうなっては秘してもおけないので、早速お寺の方へも使を走らせましたので、主なる檀家の人々も追々集ってまいりました。

私は幾度も屏風の中へ入って行きましたが、彼はただどんよりとした眼を僅かに動かす位で、物を云う力はありませんでした。

呻き声が次第に弱く、低くなり、力がなくなってきて、果ては絶え絶えになって行ったのは、もう灯がついて大分たってからでした。

『ご臨終です』

医者の声に、私を始め、新生寺から馳けつけて来た者、檀家の主なる人々が皆奥書院に集りました。