후리가나로 읽는 일본 고전
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ちゅうせいのぶんがくでんとう
中世の文学伝統
風巻 景次郎
風巻 景次郎의 中世の文学伝統(ちゅうせいのぶんがくでんとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 115,977자 · 230화면
歌論はすべて自家擁護の武器となっており、しかもせまい歌壇内での党派的対立における自家擁護の武器となっているのである。
そして今一つ注意しなければならぬことは古今伝授である。元来歌道の意識が成立し、歌の家が出来ると、随ってまた家伝の文書秘説といったものが尊ばれるようになってきた。この意識は阿仏にも為世にも言葉の節々にあらわれてくる。ことに和歌所の御領が定家の家筋に伝えられるようになってからは、その子孫は歌の家として立つということが同時に和歌所領世襲の条件になったので、一層事は真剣になってきた。京極家や冷泉家やの分立を極力抑えたのもわけのあることであった。このようにして、歌道を伝授するということは古くからあったけれども、これは、今でいえば歌の家元の格式を承け継ぐようなものである。ところが常縁・宗祇の間におこった古今伝授は、個人に対して秘説を伝授するのであって、決して家の格式をつぐためのものではない。勿論二条派の道統をつぐという人は古今伝授は当然うけているわけだが、古今伝授を承けた者がすべて二条派の当流になるわけではない。もっと個人的なものである。現在常縁の後である東子爵家にも秘伝の故事については文書の上での証拠は伝わっておらぬらしいが、文明三年郡上城で常縁から宗祇が授かった『古今集』