후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 340,187자 · 666화면
つづみの与の公、この白昼いささかごてりと参って、お藤のようすを斜めに眺めている。
丹下の殿様も気が知れねえ、こんな油の乗りきってる女を振りぬくなんて、と。
吐き出すように、お藤がいう。
「すると何かえ、丹下さまはもうお刀をその火事装束とやらの五人組にとられてしまって、お手もとに持っていないということを文にして、それをお前が、あの方の命令で栄三郎の袂へ入れて来たと言うんだねえ?」
「へえ。いかにもそのとおり……大骨を折りましたよ」
与吉は、お藤の香が漂ってくるようで、まだぼんやりと夢をみている心地だ。つと癇走ったお藤、熱く焼けた長煙管の雁首を、ちょいと伸ばして与吉の手の甲に当てて、
「しっかりおしよ、与の公! なんだい、ばかみたいな顔をしてさ。夕涼みの糸瓜じゃあるまいし」
「あッ! 熱つつつ――」
とびのいた与吉は、大仰に顔をしかめつつ甲をなめて、
「ひでえや姐御。あついじゃありませんか……おお熱!」
「ほほほ、お気の毒だったねえ。だからさ、だから責められないうちに白状おしよ」
「へ? 白状って? あっしゃ何も櫛まきの姐御に包み隠しはいたしませんよ。そこへ突然あつういやつをニュウッ! と来たもんだ。