후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 340,187자 · 666화면
へかかると、
「この夜ふけに何者だ? なんの用で参った?……おお! 見れば若い女のようだが」
御門番の士がのぞいてみて不審がお。
「はい。実はいそぎを要しまして、駈込みのおうったえでございます」
狼狽したお艶が、こう懸命に声を張りあげると、門内の士はいっそう威猛高に、
「黙れ、だまれッ! 駈込みの訴えならば、夜が明けてから御奉行所へ参れッ、南のお役所を存じておろう、数寄屋橋の袂だ」
と、今にも、ピシャリ、潜門に小さく開いているのぞき窓をしめてしまいそうな形勢だから、お艶はもう泣かんばかり――。
番士のほうにも理屈はある。
強訴……いわゆる駈込みうったえというのは。
南町奉行所の前へ行くと、腰かけが並んで願い人相手方というのがズラリ並んでいるが、そのむこうに見えるお呼び出し門、これが開いたとみるや、ドンドン素足でとびこんでゆく。すると門番がいて、差し越し願いは取り上げにならん、帰れといって突き放す。そこをもう一度走りこむ。そうすると今度は、訴え事があるならば差添い同道、書面をもって願い立てろと門番がどなって、二度目に手あらくどんと門外へつき出すのだがそれを押しきり、三度目に御門内にとびこんで、わたくしはこの御門を出るとすぐに殺されてしまいますと大声をあげると、人命に関するとあってはお上でも容易ならずと見て、はじめて