일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうにしこう

十二支考(上)〔全2冊〕

南方 熊楠

南方 熊楠의 十二支考(上)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 290,735자 · 566화면

아오조라 문고

竜を擬たのだろと言うと、サー・チャーレス・リードが、聢り手に執って見よというから、暫く審査すると、全く東半球に産せぬ響尾蛇の画の外相だけ東洋の竜に酷似たと判った。しかるにその後、仏人サミュール・ド・シャムプレーンの『一五九九―一六〇二年西印度および墨西哥』(ナラチヴス・オヴ・ア・ヴォエージ・ツー・ゼ・ウェスト・インジース・エンド・メキシコ、一八五九年英訳)を見るに、メキシコの響尾蛇の頭に両羽あり、またその地に竜を産し、鷲の頭、蜥蜴の身、蝙蝠の翹で、ただ二大脚あり。大きさ羊のごとく、姿怖ろしけれど害を為さぬとあった。因ってかの国にも、古来蛇、蜥蜴などを誇張して、竜の属の想像動物を拵えあったと知った。濠州メルボルン辺に棲むと伝えた巨蛇ミンジは、プンジェル神の命のままに、疱瘡と黒疫もて悪人を殺すに能く、最高き樹に登り尾もて懸け下り、身を延ばして大森林を踰え、どの地をも襲う。また乾分多く、諸方に遣わして疫病を起す。この蛇来る地の人皆取る物も取らず、死人をも葬らず、叢榛に放火して、速やかに走り災を脱れた(一八七八年版、スミス『維多利亜生蕃篇』巻二)といえる