후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면
に出で、この稿にも次第したればこの上詳説せずとして、衢や、旅行や、盗難を司る庚申のほかに、田畑、作物を司る猴神ある事前述のごとく、そのほかまた猴を山の神とせるあり。
玄奘三蔵の『大唐西域記』十に、駄那羯礫迦国の城の東西に東山西山てふ伽藍あり。この国の先王がいかめしく立てたので霊神警衛し聖賢遊息した。仏滅より千年のうち毎歳千の凡夫僧ありてこの寺に籠り、終りて皆羅漢果を証し、神通力もて空を凌いで去った。千年の後は凡聖同居す。百余年この方は坊主一疋もいなくなり、山神形を易えあるいは豺狼あるいは※となりて行人を驚恐せしむ、故を以て、空荒闃として僧衆なしとある。既にいったごとく、※(「けものへん+爰」、第3水準1-87-78)は手の長い猴で、※は神楽鼻で鼻穴が上に向いた尾長猴じゃ。前年予田辺の一旅館で山の神がオコゼ魚に惚れ、獺を媒として文通するを、かねてかの魚を慕いいた蛸入道安からず思い、烏賊や鰕を率いて襲い奪わんとし、オコゼ怖れて山奥に逃げ行き山の神に具して妻となる物語絵を見出し、『東京人類学雑誌』二九九号に載せ、また絵師に摸させ自分詞書を写して米賓スウィングル氏に贈りしに、ス氏木村仙秀氏に表具してもらい、巻物となし今も珍蔵する由。