후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면
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四の九、『源平盛衰記』一九、『昔語質屋庫』五の一一、『平治物語』牛若奥州下向の条)。しかしながらこれら諸女の譚は、道義に立脚した全くの戯作でなく、それぞれかつて実在した事蹟に拠って敷衍したものなれば、要は時に臨んで人を感ぜしめた一言一行を称揚したまでで、各生涯を通じて完全無瑕と保険付きでない。女権が極めて軽かった古代には、気が付きいても心に任せぬ事多く、何ともならぬ遭際のみ多かったのだ。いわんや風土習慣ことごとく異なったインドで、しかも西暦紀元前九百五十年より八十六万七千百二年の間にあったという遠い昔のラーマーヤナ事件を、今日他国人どもがかれこれ評するは野暮の至りだが、このような者を宗旨の経王として感涙を催すインド人も迂闊の至り。それを笑いながら、歴史専門家でなければ記憶せぬ善光寺大地震の頃生まれたカール・マルクスを新説として珍重がるも、阿呆の骨頂と岩猿を絵図と猴話に因んで洒落て置く。(大正九年十一月、『太陽』二六ノ一三)
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ラーマーヤナの譚をわが国で最も早く載せたは『宝物集』で治承の頃平康頼が筆すという。その略にいわく、昔釈迦如来天竺の大国の王と生まれて坐しし時、隣国舅氏国飢渇してほとんど餓死に及べり。