후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면
全くこの蛇常に薄雲の用達す所見込みしを気遣うて猫がかの妓に附き添ったと知れ、薄雲流涕してその骸を西方寺に納めて猫塚を築いたとある。これらの話種々異態あれどもと仏説に出たのだ。
『摩訶僧祇律』三にいわく、過去世に婆羅門あり銭財なき故、乞食して渡世す。その妻、子を産まず、家に那倶羅虫ありて一子を生む。婆羅門これを自分の子のごとく愛し那倶羅の子もまた父のごとく彼を慕う。少時して妻一子を生む。夫いわく那倶羅虫が子を生んだはわが子生まるる前兆だったと。一日夫乞食に出るとて妻に向い、汝外出するなら必ず子を伴れて出よ、長居せずと速やかに帰れと命じた。さて妻が子に食を与え隣家へ舂つきに往くとて、子を伴れ行くを忘れた。子の口が酥酪で香うを嗅ぎ付けて、毒蛇来り殺しに掛かる。那倶羅の子我父母不在なるに蛇我弟を殺さんとするは忍ぶべからずと惟い、毒蛇を断って七つに分ち、その血を口に塗り門に立ちて父母に示し喜ばさんと待ちいた。婆羅門帰ってその妻家外にあるを見、予て訓え置いたに何故子を伴れて出ぬぞと恚る。門に入らんとして那倶羅子の唇に血着いたのを見、さてはこの物我らの不在に我児を※(「口+敢」