일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうにしこう

十二支考(下)〔全2冊〕

南方 熊楠

南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면

아오조라 문고

ハンガリー人も黒犬に斑犬を魔形とし、白犬は吉祥で発狂せぬと信ずる(グベルナチスの『動物譚原』二の三三頁注)。

『日本紀』七に、日本武尊信濃の山中で山神の化けた白鹿に苦しめられたが、蒜を以てこれを殺し、道を失うて困しむ時白犬に導かれて美濃に出づ、とあれば、同じ白でも鹿は悪く犬は善いと見える。しかるに巻十四に、播磨の賊文石小麿馬の大きさの白犬に化けて官軍に抗したのを春日の小野臣大樹が斬りおわると、もとの小麿となったとあれば、白犬も吉兆と限らなんだのだ。後世に至っては、白犬は多く仏縁ありまた吉祥のものとされて居る。例せば道長公が道満法師に詛われた時、白犬が吠えたり引いたりして公が厭物を埋めた地を踏むを止めた(『東斎随筆』鳥獣類)。関山派の長老の夢に久しく飼った白犬告げて、われ門前の者の子に生まれるから弟子にされよと、やがてそのごとく生まれ、貧女故捨てんとするを乞うて弟子としたが、長じて正直者ながら経を誦む事鈍かった(『因果物語』中)。和泉堺のある寺の白犬勤行の時堂の縁に来て平伏したが餅を咽に詰めて死し、夢に念仏の功力で門番人の子に生まると告げ果して生まる。