후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면
高田与清は『松屋筆記』七五に大黒の槌袋に関し『無尽蔵』巻四を引きながら、巻三の僧の妻を大黒という事は気付かなんだものか。
永禄二年公家藤原某作てふ『塵塚物語』巻三に卜部兼倶説として、大黒というはもと大国主の命なり、大己貴と連族にて昔天下を経営したもう神なり。大己貴と同じく天下を運りたもう時、かの大国主袋のようなる物を身に随えてその中へ旅産を入れて廻国せらるるに、その入れ物の中の糧を用い尽しぬればまた自然に満てり。それに依って後世に福神といいて尊むはこの謂れなりと云々。しかしてその後弘法大師かの大国の文字を改めて大黒と書きたまいけるとなりと記す。大黒天は大国主命を仏化したという説は足利氏の代に既にあったので、『古事記』に大国主の兄弟八十神各稲羽の八上姫を婚せんと出で立つに、大国主に袋を負わせて従者として往った話あり。本居宣長その賤役たるを言い、事功の人に後るる者を今も袋持ちというと述べた。海外にもマオリ人は背に食物を負うを賤民とす(一八七二年パリ板、ワイツとゲルランドの『未開民人類学』六巻三四五頁)。大国主も糧袋を負うたと見え、大黒神も飲食不尽の金嚢を持った所が似ているから、大国主の袋をも不尽の袋と見て二神を合一したのだ。