일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 178,374자 · 345화면

아오조라 문고

た後に、我を取戻したという有様です。

しかし、怪我もこのくらいの程度ならばまず安心、やがて彼等は、苦笑と哄笑とを禁ずることができません。そうして苦笑と哄笑の間に、銭拾いをはじめました。

すなわち、宇治山田の米友公が、粒蒔、散蒔の曲芸を演じた名残りを、或いは道草の間より、樹木の枝の股より、石の地蔵のお水凹の蔭より掻き集め、或いは三ぴん氏や、三下氏の額、頬、顋、たぶさの間から引っぺがし、抜き取り、それから最後に、優に半分は投げ残された袋に納めきるのが一仕事であります。

この場だけの事情に於ては、この一行に相当の道理があるらしく、あえて米友の手から強奪を試みようとしたのにあるではなく、当然自分の隊に属すべきものを、不思議な男の手に発見したものですから、当然の要求のつもりで掛合ったのが原因でありましょう。ですから、献上隊の一行が暴行を働いたというわけではなく、かえって、事情を呑込まぬ米友の頑強が、非に落つる嫌いもあるにはあったのであります。しかしまた、献上隊の方でも、もう少し事を穏かに掛合って、少なくとも米友を首肯せしむるだけの理解を尽さなかったという落度もあるにはあるでしょう。