후리가나로 읽는 일본 고전
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おんなのれきし
女の歴史
宮本 百合子
宮本 百合子의 女の歴史(おんなのれきし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,332자 · 15화면
自分なりひとなりの判断を肯定してそこに立ったとき、はじめて判断は現実のものとして存在するものだ。従って、判断とのかかわり合いに於て云えば、たといひとの判断に従う場合にさえやはりそこには従ってよいとするだけの自信が求められているのだと思う。
判断と自信とは生きかたのうちに一体のものとしてあらわれて来るのだが、一体私たちの日常で自信があるというのは、どういうことをさすのだろうか。
自信というのは、自分に向っての信用であるわけだが、それなら人間の信用とはどういうところにかかっているものだろう。信用というと、とかく間違いないという面でだけ内容づけられて来たのが旧套であったと思う。どこへおいても大丈夫なひと、そういう表現の与えられることもある。しかし、旧来そう云われる標準は、常識のどこに根拠をおいているかと考えると、自信がなくてと不安がっている若いひとも、時には互にくすりと眼くばせし合って、私これでなかなか信用があるのよ、と笑い合う経験はもっている。この罪のない可愛い諷刺は、おのずから昔風な信用への判断、それにつづく批判として溢れているものではなかろうか。