일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きせつのないまち

季節のない街

山本 周五郎

山本 周五郎의 季節のない街(きせつのないまち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 201,379자 · 394화면

아오조라 문고

おたねは黙って食事を済ませ、あと片づけをした。諄いようではあるが、彼女のようすにはここでもまた、激しいショックのため口がきけないとか、姪のために悲しみのあまり、感情の整理がつかない、などというけはいはまったく認められなかった。時間がおそくなって空腹だからまずめしを喰べる、それが終ったら話すことは話す。なにも変ったことはない、とでも云いたげな態度であった。

「かつ子はなにも云いません」坐って内職仕事にかかりながらおたねは話しだした、「出刃庖丁は隣りの魚屋の店先から取ったもので、定吉さんを刺したのも自分だということだけは云ったそうですけれど、どうしてそんなことをしたか、なにか恨みでもあるかどうか、いくらきいても返辞をしないんです、ええ、刑事さんに云われたもんで、あたしもかつ子にきいてみました、わけがあってしたことなら、まだとしも十五のことだしあまり重い罪にはならないだろうからって」

「いや、はらました相手にきまってるさ」京太は主張した、「ほかのことなら云えるだろうが、恥ずかしい話だから云えないんだ、それにきまってるよ」

云いつのる亭主の言葉を、おたねは黙って聞くだけであった。