일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きせつのないまち

季節のない街

山本 周五郎

山本 周五郎의 季節のない街(きせつのないまち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 201,379자 · 394화면

아오조라 문고

プールのある家

「お良っさんとこ、ゆうべはどうだった」勝子がきく、「うちのときたらどろがめさ、呆れ返っちゃうよ、まったく」

「おんなじことよ」良江も洗濯の水をはねかしながら答える、「飲む半分でも持って帰ってくれれば、ちっとはこっちも助かるんだけれどねえ」

「男ってどうしてああ飲みたいんだろ」

「腹の中にうわばみでもいるんじゃないかしら、つくづくいやんなっちゃうよ、ねえ」

近所の人たちは、かれらがいつ元どおりになったか、はっきりとは知らなかったし、元どおりになった以上、もう興味もないし、云うこともなかった。したがって、その二た組の夫婦のあいだには、主観的にも客観的にもなにごともなかった、というよりほかはないのであった。

プールのある家

小雨のけむる六月の午後、その親子が街をあるいてゆく。父親は四十歳ぐらい、子供は六歳か七歳であろう。六歳にしても並よりは小さいし痩せているが、父親との話しぶりを聞くと、少なくとも七歳にはなっているように思えた。

親も子もぼろを着て、板のように擦り減った古下駄をはいている。着ているぼろは袷とも綿入とも区別がつかない。俗にいう虎刈りのまま伸びた頭の毛や、痩せた不健康な顔つきは、極めて普遍的な乞食姿であり、実際にもこの父と子は乞食同様の生活をしていた。