후리가나로 읽는 일본 고전
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いえ
家
島崎 藤村
島崎 藤村의 家(いえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,411자 · 285화면
行く行くは洋行でもさせたい位の意気込だった……」
「娘の性質にもありますサ」
「俺の娘なら、もうすこし勇気が有りそうなものだ。存外ヤカなもんだ」
と森彦は田舎訛を交えて、自分の子が自分の自由に成らないに、歎息した。
「実さんの家でも越すそうじゃ有りませんか」
「そうだそうな。どうも兄貴にも困りものだよ。一応俺に相談すればあんな真似はさせやしなかった。その為に俺の仕事まで、どれ程迷惑を蒙ったか知れない。ああいう兄貴の弟だ――直ぐそれを他に言われる。実に、油断も間隙もあったもんじゃ無い。どうだ、そのうちに一度兄貴の家へ集まるまいか。どうしても東京に置いちゃ不可……満洲の方にでも追って遣らにゃ不可……今度行ったら、俺がギュウという目に逢わせてくれる」
小泉の家の名誉と、実の一生とを思うのあまり、森彦は高い調子に成って行った。この兄は、充実した身体の置場所に困るという風で、思わず言葉に力を入れた。その飛沫が正太にまで及んで行った。兜町で儲けようなどとは、生意気な、という語気で話した。正太は幼少の頃、この兄の手許へ預けられたことが有るので、どうかすると森彦の方ではまだ子供のように思っていた。