일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いえ

家

島崎 藤村

島崎 藤村의 家(いえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,411자 · 285화면

아오조라 문고

六

製造場の硝子戸には、未だ僅かに深い反射の色が残った。下婢は階下から洋燈を持って上って来た。三吉はマッチを摺った。二階には燈火が点いた。正太はそれを眺めて、自分の家の方でも最早燈火が点いたかと思った。

六

橋本のお種が娘お仙を連れて上京するという報知が、正太の家の方へ来た。半歳も考えて旅に出る人のように、いよいよお種が故郷を発つと言って寄したのは、七月下旬に入ってからのことであった。

「漸く、私の待っていたような日が来た。番頭の幸作も養子分に引直して、今では家のもの同様である。それに嫁まで取って宛行ってある。私も、留守を預けて置いて、発つことが出来る。お前達はどういう日を送っているか。お仙と二人で、そちらの噂をしない日は無い。お前達の住む東京を、お仙にも見せたい……叔父さんや叔母さん達にも逢わせたい……」という意味が、お種の手紙には長々と認めてあった。

この母からの便りを叔父達に知らせる積りで、先ず正太は塩瀬の店を指して出掛けようとした。

同じ河の傍でも、三吉や直樹の住むあたりから見ると、正太の家は厩橋寄の方であった。その位置は駒形の町に添うて、小高い石垣の上にある。