일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうらいのにほん

将来の日本

徳富 蘇峰

徳富 蘇峰의 将来の日本(しょうらいのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,399자 · 240화면

아오조라 문고

すでに封建の社会はその生産者たる人民をして、ことごとくみずから鍛工となりて耕具を作り、みずから農夫となりてこれを耕し、みずから料理人となりてこれを調理し、その近海を航せんとするにはみずから舟大工とならざるべからず。みずから水夫たらざるべからず。その茅屋を結ぶにはみずから木挽・大工・石工・泥匠とならざるべからざるところのかのロビンソン・クルーソーを学ばざるべからざらしめたり。それかくのごとし。あにいずくんぞ生活世界の進歩を望むべきの理あらんや。かくのごとくわが封建社会の人民は窮屈の世界中、さらに幾層の窮屈世界に住し、不自由の天地中、さらに幾倍の不自由天地におらざるべからざる、一の可憐の孤囚なりき。しかして渠輩はなにがゆえに悠々寛々としてこれに安んじたるか。曰く、ゆえあり。なんとなればかの隣国はこれその敵国なればなり。昔は北条氏塩の販売を甲斐に閉ざし、これがために武田氏の困阨したることあり。それ白刃前にあり。あに十指を断つを恐れんや。それつねに籠城の覚悟なり。つねに死地に立つものなり。このときにおいて唯一の兵略上の必要あるのみ。すなわちいかにしてもただ無事に欠乏なく籠城の目的を達しうれば可なり。