후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうらいのにほん
将来の日本
徳富 蘇峰
徳富 蘇峰의 将来の日本(しょうらいのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,399자 · 240화면
第十三回 過去の日本 二(同上)
富の分配においてその道を得ざるは、社会の組織においてその道を得ざればなり。実に因果の大法則なるものは人力にてこれを駐止せんとするも決して及ぶべきにあらず。世の政治家たるものはいずくんぞその本に反らざる。いずくんぞその本に反らざる。
第十三回 過去の日本 二(同上)
わが徳川時代のごとき武備機関の膨脹したる邦においては、いかに平和なるも、いかにその人口を増殖するも、いかにその物産は興隆し、いかにその農工商の生産者は勤労するも、決してその全国の富の蓄積を来たし、全国人民の生活の度を進歩せしむるあたわざるなり。なんとなればすべて年々産出する富は年々この軍備に供し、すなわち武士および高等武士を養い、その驕奢を飽かしめんがために消費すればなり。年々歳々かかる不生産的のことに向かってその富を投ずるは、なお貨物を水底に投ずるの類なり。決してその再生の見込みはあらざるなり。これ徳川氏の天下二六〇余年の太平なりしにもかかわらず、わが邦は依然たる野蛮にして貧国たるゆえんなり。
実に武備の立法者の眼中には唯一の兵略上の思想あるのみ。その城下の位置を定むるに、山を絶ち、澗によるの天険を択び、その道路湊門を築造するも、ただ攻守の便宜より判断を下し、その関門を設けその津留をなし、その行政の区域を定め、その人民を統制するがごとき、一として