일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうらいのにほん

将来の日本

徳富 蘇峰

徳富 蘇峰의 将来の日本(しょうらいのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,399자 · 240화면

아오조라 문고

第十回 平民主義の運動 三(同上)

吾人は『三国志』を読み死せる孔明生ける仲達を奔らするの一節に至り、ひそかにその奇談に驚きたり。しかるに今や料らざりき吾人が眼前においてまたこのことあるを見んとは。

第十回 平民主義の運動 三(同上)

しかりといえども過去はすでに過去なり。あに久しきを保たんか。今日において武備の機関と貴族的の現象とはすでにその宇宙に生出したるゆえんの目的をば達したり。渠輩の事業はすでに成就せり。渠輩の功績はすでにその局を結べり。渠輩はわが社会と人民とをこの位置とこの時節とに伴い来たれり。もはや渠輩はこの世に要なきなり。ゆえに人あるいはいわん、すでにしからばなんぞ潔くその最後を遂げざるや。造化はなにゆえにかかる無用の長物をば空間の世界に竄流せざるか。曰く説あり。遠途の旅客が朔風肌を裂き積雪脛を没する万山の中を経過するときには必ず綿衣を重ねざるべからず。実にこのときこのところにおいては綿衣ほど必要なるものはあらざるべし。しかれども春色靄然たる平原曠野に出ずるときにおいてはもし何物がもっとも不必要なるいな厄介者なるかと問わば必ずこの綿衣ならざるべからず。しからばなんすれぞこの綿衣を脱せざるか。