후리가나로 읽는 일본 고전
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しょうらいのにほん
将来の日本
徳富 蘇峰
徳富 蘇峰의 将来の日本(しょうらいのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,399자 · 240화면
これを要するにその運動は直接にも間接にもただ国家の権力を増長して一個人を呑滅するにあるは昭々として火を見るがごとく、帝国の権力は駸々乎として蚕虫が桑葉を食うがごとく、今はすでに喫し尽くしほとんど剰すところなきに至れり。人つねにいう。第十九世紀の運動は自由主義の運動なりと。しかれども吾人はこれを断言せんとす。ゲルマン帝国の運動は専制主義の運動なりと。吾人はただゲルマン帝国といい、ゲルマン人民といわず。なんとなればただ国家ありて一個の人民あらざればなり。いわゆる理論の天国にして実際の地獄とはそれこの国の謂いならん。しかりしこうして露国のごときはさらにはなはだしきものあり。露国の惨状はいやしくも眼あるものはこれを観、耳あるものはこれを聞くべし。ゆえに吾人はこれを喋々するを要せず。ただ左に一篇の詩を掲ぐるをもって充分なりと信ず。けだしこの詩は千余年前シナの詩人がその時事を諷刺したるものにして、その沈欝悲壮の音はあたかも今日露国の現状を描写するに適当なるを覚うるなり。
車々馬蕭々。行人の弓箭各腰にあり。爺嬢妻子走って相送り、塵埃見えず咸陽橋。衣を牽き足を頓り道をり哭す。