일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しょうらいのにほん

将来の日本

徳富 蘇峰

徳富 蘇峰의 将来の日本(しょうらいのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,399자 · 240화면

아오조라 문고

知るべし、かの貿易の利を争う者は近世に至るまで実にその重なる戦争の原因たりしことを。すなわちかのスペイン人のごときもし金銀に富む国ありと聞けば、余力を剰さず、これを征服したるがごときその一例なり。

かくのごとく戦争なるものは一種の盗賊にしてしかしてかの貿易なるものもまた己れを益して他を損する一種の盗賊の類なりとはこれ古今普通の観念にして、貿易をなすは盗賊をなすことなり、盗賊をなすは戦争をなすことなりとし、貿易・戦争の二者はつねに盗賊なる普通の目的によりて連帯するものなりと思い、その極近古の商人は戦争の主義をもって貿易を行ない、近古の武士は商業の目的を達せんがために戦争をなし、商人は商業をもって戦争となし、武士は戦争をもって商業となし、兵と商とはほとんど同一物にしてただ表裏の観察をことにしたるまでにとどまりしもまたゆえなきにあらず。かくのごときの妄想はひとり世の凡庸政治家のみならず、モンテーニュのごとき、ベーコンのごとき、あるいは仏国革命の張本人ともいうべき烱眼なるヴォルテールのごとき、またあるいは第十八世紀の中間において英国第一流の政治家チャタム侯ピットのごときすら仏国と戦端を発きその領地たるカナダを押領せしめたるはまったく英人をしてその貿易の利を専有せしめんがためなりといえり。