일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

やまびこおとめ

山彦乙女

山本 周五郎

山本 周五郎의 山彦乙女(やまびこおとめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 126,360자 · 251화면

아오조라 문고

と答えて去った。

「おどろいたね。青山がこんな家を知っているだけでも意外なのに、よっぽど親しくしているらしいじゃないか、いつごろから来ているんだ」

「もう少しすると、もっと驚くよ、まあ坐らないか」

ほどなく三人の女中が、酒と肴の膳をはこんで来た。

「飲まなくてもいいが、かたちだけは拵えておいて貰おう」

主馬はこう云って、半之助に盃を持たせ、いかにも飲み食いしているように、膳の上をとりつくろった。

「いったい、なにを始めようというんだ」

「なに、万一のときの用心さ」

女中たちが酒や皿鉢をはこび終って、しばらくすると、主馬が立って、隣り座敷へゆき、なにかしているようすだったが、すぐに、襖の間から顔を出して、手招きをした。

「静かにして呉れ」

半之助は立っていった。

そこは長い四帖ほどの納戸部屋で、窓もなにもなく、一方の壁の下に、掃出しのような、長さ三尺、高さ二尺ほどの切穴がある。ちょうど坐ったままで、覗けるくらいの、高さであるが、主馬はそのそばに坐って、――ここを見ろ。という手まねをした。

襖を閉めたこの部屋は、まっ暗であった。主馬の示すところを覗くと、その掃出しのような切穴の底が、斜めに一寸ほどあくようになっていて、そこから下の座敷が見えた。