후리가나로 읽는 일본 고전
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ねんじゅうぎょうじおぼえがき
年中行事覚書
柳田 国男
柳田 国男의 年中行事覚書(ねんじゅうぎょうじおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,005자 · 262화면
とにかくここに一つの改定が行われたにしても、その改定は十分に敬虔なものであった。それがいつともなく奇を競い変化を愛するようになって、ついには今日の如くただ大衆の笑を博することを、目途としたかと思う話ばかり多くなったのである。これを歴史の次々の過程と見なかったら、説話の解釈は行詰まるにきまっている。そうしてまた我等の親々が、激しい労働のひまひまにも、なお心を空想の世界に遊ばせていた、ゆかしい余裕が不明に帰することであろう。
しかし幸いなことには我国の羽衣説話は、まだその進化の各段階において保存せられている。同じ一つの喜界島にも、まだこの七夕由来と結合しなかった、以前の形とも見るべきものが聴き出し得られる。たとえば百姓に飛羽を奪われて、無理に伴われて行ってその家の妻となった天降子が、二三人の児を設けて後に、やはり沖繩の記録にもあるように、上の児の子守唄によって飛羽の所在を知り、それを出して着て三人の児を抱えて天に飛び還った。ところが天上もすでに昔とは変って、自分の家屋敷さえなくなっていたので、再びその三児を地に下して来た。それがトキとノロとユタと、三種の巫女の先祖になったというのは、浦島子を逆に行ったような話である。