후리가나로 읽는 일본 고전
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ねんじゅうぎょうじおぼえがき
年中行事覚書
柳田 国男
柳田 国男의 年中行事覚書(ねんじゅうぎょうじおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,005자 · 262화면
九
つまりはその天地に梯を架ける一本の蔓草の、非凡な発育を念じたものに過ぎなかった。ただ後者はその瓜と青竹とが、もう離れ離れのものになろうとしていただけである。
九
それからなお一つ、庭に瞿麦を栽えると天人が降りて来るということを、人に教えられて試みたという発端も、信州だけにある珍しい例のように見えるが、捜せばこれにやや近いものが他の土地にもある。羽衣の発見をただ偶然の幸運のように説くのは、かえって私は新しい形ではないかと思っている。安芸国昔話集にある佐伯郡の羽衣譚は、主人公は猟師で鹿の恩返しということになっている。
鹿が白髪の翁に化けて来て、明日は天人が川に下りて水を浴びるから、松の樹にかけてある羽衣の一つを匿して、その天人を嫁にせよ。そうして二人の児が生まれるまで、その羽衣を見せてはならぬというのだが、この伝承には誤りがあると見えて、その戒めを守ったにもかかわらず、やはり天人はその二人の児を両手にかかえ羽衣を着てすうっと飛んで往ってしまう。そこで猟師が泣いていると、同じ老人が再び現われ、あすの朝はあの川へ天から金のタゴ(担桶)が下って来るだろう。それは天人が水を汲むのだから、その中へ入っていれば引上げてくれると教える。