후리가나로 읽는 일본 고전
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ねんじゅうぎょうじおぼえがき
年中行事覚書
柳田 国男
柳田 国男의 年中行事覚書(ねんじゅうぎょうじおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,005자 · 262화면
鬼を床下から引出して杓子で押える式だそうである。村の郷社の行事でも、かつては法師が参与したものが多かったので、双方を通じてこの名で呼んだのであろうが、その実質は決して仏教によって導入せられたものでないと思う。
奈良県では吉野郡野迫川村北今西の不動さんで、これも旧正月にオコナイが行われたが、これは村人が源平に分れて綱曳の勝負をする式であった。大阪府では泉南西葛城村が近江甲賀と同じく、正月八日の山の神祭をオコナイといっているが、その日山から伐って来る木を、やはり寺風に牛王杖と呼んでいる。京都府でも小塩山十輪寺の正月十四日のオコナエというのが、他の地方にもよくある道祖神社の祭であった。京都民俗志によれば、もとは村民中三人の長男十六歳以上の者、麻上下を着て寺に参り、この社に出て式を行ったという。
オコナイというのは古語であるが、これを普通名詞に今でも用いている処は少ない。私の知る限りでは、壱岐島の続方言集に祈り呪うことをオコナイ、信州の南端遠山地方では、修験者などの手で印を結ぶことがオコナイだという。静岡県方言辞典を見ると、遠江磐田郡で、オゴナイというのは猿楽のことだとある。