일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おもいちがいものがたり

思い違い物語

山本 周五郎

山本 周五郎의 思い違い物語(おもいちがいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 44,840자 · 88화면

아오조라 문고

「すぐいって来る」右衛門の両方の眼の眸子が右は右へ左は左へと乖離運動を起こした、「――というと、つまり、その、……おまえは、二時間以上も経つのに、まだ、その、うう」

「いや待って下さいお待ち下さい」

泰三は片手をあげた。そのために箸が飛び皿の焼魚が――といっても殆んど骨だけになっていたが――膳の上へはね返った。

「それについて申上げなければならないんですが、私は此処を十時に出ました、それはもう仰しゃるとおりなので、私は満信さんへ向ってゆきました、それは天地神明に誓ってもいいです、頼まれた以上は責任がありますから、いくら私だってそれほどずぼらじゃありません、満信さんの家は二条町で此処からは北に当るわけでしょう、多少は東に寄っているかも」

「要点を云え要点を、おれは方角などを聞いてはおらん」

「そうですとも、私も方角などはどっちでもいいんです、そこで満信さんのほうへ向っていったんですが、あの原っぱですね、御材木蔵の向うにある草っ原ですが、あそこへさしかかったのが私の運の悪いところだと思うんですが、実を申上げるんですけれども、私は武士としてひくにひかれぬ立場にぶっつかったんです、私が武士でなければよかったんですが、武士である以上は、おそらく貴方でもみのがして通るわけにはいかなかったと思うんですが」