일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おもいちがいものがたり

思い違い物語

山本 周五郎

山本 周五郎의 思い違い物語(おもいちがいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 44,840자 · 88화면

아오조라 문고

のであった。

酒が始まるとまず喧嘩の話が出た。

「ともかく驚きました」吉太郎がそう口を切った、「――こちらは貴方に話しかけた、まえからいちどお話をうかがいたいと思っていたところ、御城代のお邸の門前でばったり会ったでしょう、これはいい機会だと思って声をかけたわけです、ところが貴方はいきなりこの野郎ふざけたまねをするなと喚きだしたんですからね」

「側にいた私たちも吃驚しました」白井九郎兵衛が云った、「――あれあれと見ているまにふざけたまねとはなんですか、くそウくらえ、なにがくそだ、うるせえ、無礼者、ええ面倒だということで殴りあいになったんだが、私は三つ四つ殴られましたけれども、なにしろわけがわからないんで」

「あのときはこうなんだ」泰三は説明した、「――あのすぐまえに別の連中と喧嘩をやってね、すぐ引返して来るから待っていろと云って、用達しをするために走って来た、そこを呼び止められたんで、その連中が追っかけて来たもんだと思ったんだよ、おかげでそいつらが待っていることを忘れちまって、夜になって家へねじ込まれて恥をかいちゃった」

「その連中というのは誰ですか」

「頬ぺたかどっかに傷痕のある、そう本多孫九郎というのとほかに四五人」