후리가나로 읽는 일본 고전
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けんせいにおけるよろんのせいりょく
憲政に於ける輿論の勢力
大隈 重信
大隈 重信의 憲政に於ける輿論の勢力(けんせいにおけるよろんのせいりょく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,643자 · 8화면
〔憲政と輿論〕
〔憲政と輿論〕
帝国議会は解散されました。今まさに旬日の後に選挙が行われて、今全国は選挙の競争が盛んに起っておる時でありますのであります。
この時にあたって、憲政に於ける輿論の勢力を論ずるのは、最も必要なりと信じますのであります。憲政そのものは頗る複雑の政治にして、人文の発達によって起った事は、諸君のご承知の事であります。人文の発達に伴えば、自ずから輿論が此所へ成立つのである。この輿論そのものが盛んにならなければ、憲政そのものが充分に運用されぬと信じますのであります。すでにこの選挙に於て、帝国議会開けて以来二十有五年、選挙を繰返す事十回以上に経験を積んだに拘わらず、未だ選挙の状態が、遺憾ながら不完全なりという事を思いまして、甚だ憂慮に堪えぬ次第であります。かくの如き国家の重大なる選挙に於て、盛んに輿論の起る事を望むに拘わらず、未だ公平なる輿論が、すべて選挙を動かす如き勢力が未だ顕われぬのを遺憾と致すのであります。
およそ物の善悪、邪正、順逆は、実質的に道徳的に発達するものである。国民が善政を望まんとすればだ、これに対する自ずから輿論が起らなくてはならぬと思いまするのである。