일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ほうろうき(しょしゅつ)

放浪記(初出)

林 芙美子

林 芙美子의 放浪記(初出)(ほうろうき(しょしゅつ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,349자 · 207화면

아오조라 문고

海の只中へ矢のように走って出た。

だが……

オーイ オーイ

寒冷な風の吹く荒神山の上で呼んでいる

波のように元気な喚叫に耳をそばだてよ!

可哀想な女房や子供達が

あんなに脊のびして

空高く呼んでいるではないか!

遠い潮鳴りの音を聞いたか!

波の怒号するを聞いたか

山の上の枯木の下に

枯木と一緒に双手を振っている女房子供の目の底には

火の粉のようにつっ走って行く

赤い帆がいつまでも写っていたよ。

宿へ帰えったら、蒼ざめた男の顔が、ぼんやり天井を見ていた。

「宿の叔母さんが迎いに来て、ビックリしちゃった。」

「………………」

私は子供のように涙が湧いた。何の涙でもない、白々とした考えのない涙が、あとからあとから、あふれて、沈黙ってしきいの所に立って泣いた。夕方の空を時鳥がケンケン鳴いて行く。

「こゝへ来るまでは、すがれたらすがってみようと思って来たけど、宿の叔母さんの話では、奥さんも子供もあるって聞きましたよ、それに、町のストライキを見たら、どうしても、貴方に会って、はっきりとすがらなくてはいけないと思いました。」

沈黙っている二人の耳に、ワアンワアン喚声が聞える。

「今晩町の芝居小屋で、職工達の演説があるから、一寸のぞいてみなくては……。