일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ほうろうき(しょしゅつ)

放浪記(初出)

林 芙美子

林 芙美子의 放浪記(初出)(ほうろうき(しょしゅつ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,349자 · 207화면

아오조라 문고

」私はお二人に別れようと思った。

二人に別れて、小糠雨を十ちゃんの羽織に浴びながら、団子坂の文房具屋で、原稿用紙を一帖買ってかえる。――八銭也――

ワァッ! と体中の汚れた息を吐き出しながら、まるで尾を振る犬みたいな女だと私は私を大声あげて嘲笑ってやった。

帰えったら、部屋の火鉢に、パチパチ切り炭が弾けていて、カレーの匂いがぐつぐつ泡をふいていた。

見知らない赤いメリンスの風呂敷が部屋の隅に転がって、新らしい蛇の目の傘がしっとり濡れたまゝ縁側に立てかけてあった。

隣室では又今夜も秋刀魚か、十ちゃんの羽織を壁にかけているとクツクツ十ちゃんが笑いながら梯子段を上って来る。

「お芳ちゃんがたずねて来てね、二人で風呂へ行ったの。」皆カフェーの友達、此女は英百合子に似ていて、肌の美しい女だった。

「十ちゃんも出てしまうし、面白くないから出て来ちゃったわ、二日程泊めて下さいね。」まるで綿でも詰ってるかの様に大きい髷なしをセルロイドの櫛でときつけながら、

「女ばかりもいゝものね……時ちゃん此間あってよ。どうも思わしくないから、又カフェーへ逆もどりしようかって云ってたわ。