후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,841자 · 376화면
にかたむき、気風一変のきざしが見ゆる。……省みるに、家康自身も、知らず識らずそうだった。自分は六歳から他国の人質となって、一衣一飯にも、つぶさに辛苦をなめて来たが、それにもまさる貧苦困乏の味を知っている譜代の家中すら、みなこう変って来たかと思うと、恐るべきものを感じる。――まだまだ、今ぐらいな小功で心を驕るなど、早すぎる。家康もまず改めようほどに、各※(二の字点、1-2-22)も、もういちど以前の窮乏時代に立ち回った気になって欲しい」
次に、彼は、軍事経済の諸奉行と老臣をあつめて、
「農民たちの税をかろくし、いっそう軍備には資材を増強するように、藩政一変の策を考えてもらいたい」
と、求めた。
彼自身が、まっ先に、実践するので、全藩一致、それぞれの施政は忽ち実行された。
農民の疲弊は甦えってきた。
家中は、以前にまさるほど、質素剛直になった。
しかも武備はいよいよ強化され――ここに徳川家なる一国は、小国ながらも、領民と領主と、人と物と、さながら一体の強みを確乎と顕かにして来た。
君臣春風
もとの稲葉山、いまの岐阜。
その高い山上のお城から、ヒラ、ヒラ、と紅いもの白いものが、城下の町屋根に降ってくる。