후리가나로 읽는 일본 고전
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しんしょたいこうき
新書太閤記
吉川 英治
吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,841자 · 376화면
大人は、智に訴えて智に惑い、少年は、機転をすぐ実行にうつす。
いつのまにか、そことの間を、一走りに往復して、あれまで行けば、立派に手段のあることを、二人の小姓は慥かめて来たものだった。
「でかした」
藤吉郎はまず褒めてやった。虎之助と市松は、満足して、顔の汗をこすりながら退きさがった。
「ともあれ、あれへ」
と、藤吉郎は自身、先に馬をすすめて、道を曲った。
病人を護って、従者や卒の列もつづいてゆく。
畑道をうねる。低い並木堤をこえる。
すぐに湖畔である。見ると、土手の陰に沿って、街道からながめたよりは遥かに多くの建物が建ちならんでいた。
「ほ? いつのまに」
藤吉郎は眼をみはった。
丹羽五郎左衛門長秀持場。
と、書いた杭が打ってある。ここでは今、十数艘の兵船が造られていた。新しい船底や肋骨を組みかけた巨船が渚に沿って並列している。耳もふさぐばかりな鑿、手斧のひびきは、それにたかって蟻のごとく働いているたくさんな船大工の手から発しるものだった。
ふと。
一艘の舳のへりに立って大工や人夫を督励していた奉行らしい男は、それへ来た藤吉郎の列に気づくと、
「何者だッ」